なぜ映画オタクにならず
なぜ漫才オタクにならず
なぜ山登り趣味人にもならず
なぜサイクリング趣味人にならず
なぜアニメオタクにもならず
なぜ声優オタクにもならず
なぜアイドルオタクにもならず
私は、淫夢・クッキー☆のBB劇場(短編パペットアニメーション文化圏)のことばかりを
好き好んで追う人間になってしまったのだろう
ニコニコ動画はサイバー攻撃を受けて、数週間サービスを停止していた時期。
私は皆と同じように「ニコニコ断ち」の生活を送るハメになっていた。
以前の日々にはもう戻れないのか。私の故郷はあっけなく吹き飛んで、もしかすると、もしかすると、長年の月日をかけて幾人もの投稿者たちとコメント者たちが築き上げた文化総体である動画データ。それらごと吹き飛んで、消滅して、繁栄とニッチ趣味の軌跡に二度とアクセス出来なくなる(もう、記憶の中にしかない)になるかもしれないと怯えていた。
こんなにも脆く儚い土台の上に、僕らインターネット文化趣味の民の文化は築き上げられていたんだ!
いなくなるまでわからない。これからもいつまで続くか分からない。
そんなことを頭に抱えながら、それでも退屈すぎる僕の機嫌とは無関係に朝日は登り、目蓋を開けなくても意識は目覚めて
なんの意味があるのかも分からない20代の夏をまた気まぐれにインターネットに焚べたりして、不健康に暮らしたりする。
そんでニコニコを失った僕は、時間つぶし生活の再編を迫られたわけで
なんとなく手近なYouTubeの時間が増えることになった。
最終的にはレコメンドホーム?みたいな画面を見るとツバを吐きたくなるくらい気分が悪くなるようになった。
見たいと思える動画がない。投稿の文化層が断然に違う。ひきこもりにYouTubeは適合してくれなかった(僕の場合は)。
実況者のライブ配信でなら、ある程度生き抜けるんだろうけど、僕は長時間配信が好きではないし、好きな生声実況者もあまりいない。
特定のVtuberが僕をすくって💁♀️🫴くれたら良かったのだけど。まだそうには至らなかった。
そして、ニコニコ動画が復旧してから数日して、私は今までの自分を見つめ直すことになる。
次回、ろくでもない界隈へgo!