醜く、正直に

屋台『無限のチラシ裏』へようこそ。カラっと、スマートには到底かけそうもない投稿者のブログとなっております。お好きなものを、手に取ってご覧になってください。

ボンベとは何物か

ゆるふわ被統治国家、ぢゃぱんの末裔による詩の、演説

俺があの当時、ギリ入学まではこぎ着けた大学は、友人の話を聞く限り、「空」であったことを、今になって知る。

限りなく、熱量のある人がいない。空っぽの思想教室(対資本主義ゼミ)。寄り付く人はまばら。ごく数人以外は皆、足元を見ずに踊りに興じている。

がらんどうになっていたよ、父さん。幻想は消えてしまって、グロテスクな結果が、幕を下ろしてしまったよ。これが僕らの世代のシゴトだって言うんだね、これが幼稚園児の頃は見えなかった、ぢゃぱにーずの想像可能範囲の顛末だったんだね。見え透いた歴史だったんだね。これが地球人が生み出した大きな争いの後の約束事の成果なんだね。

 

 この僕の苦しみを含めて

 

2023年11月21日個人的記念投稿

ひきこもり4年目 自然にフェードアウトした、レール 

パラレルで大学生をやれていた場合、期間的にモラトリアムの終点近く 

友人曰く「大学も、思うようなところではなかった」

ピースが1つ埋まった日、教育迷子の困窮の暮れ

崩壊家庭の園の中、心は萎縮の一途をたどる

父親に出せる言葉がない、彼と穏便に話せる道が真っ黒に塗りつぶされているみたい

頭にエンタメを詰め込み続ける解決策は、自我の痙攣をメッセージとして返した もう日々は長くない

このままじゃあ、もたないぞ

だから聞かなきゃだめだったんだ、彼に

多かれ早かれ

「大学生活どうですか?」

聞くと彼は二度留年していると答えた

家庭の経済事情から、給付金制度を利用していた彼は、用心しないと契約を切られるという事情があるはずだった

そこまで追われているのにも関わらず、二度留年している…上手く社会と付き合っていけてる実情だとは思えなかった

そのとき彼は、少人数のゼミのためのレジュメ制作課題に追われていた

手伝ってみることにした

カルア兄貴にも勧められていた、アンチ資本主義の重鎮、白井聡のゼミ課題だったから。

本の要約とのことだった。

資本主義は、人口増加を食い止め続ける貧困問題の助長が、必然的に組み込まれたプログラムだ。という立場をとる本だった。

……

ここに戻ってこないと始まらない

世間でいう高校生の頃、毎週ゼミに明け暮れていた日々のことを思い出す

「おかえり」

「ただいま」

長く降り積もった雪が、ごそっと動いた音がした

社会の仕組みを知らんぷりして生きることを、運命は許してくれないみたいだ

寂しい夜が十分に積み重なって、見えない炎を育んだ

僕らは企む たとえ大衆交差点で無視され続けても

 

忘れ続けた尊厳を取り戻せ