読んだ本の内容から、言葉を紡いでみるアソビ
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既存の自己実現なんて焼きまわし。
追い求めるのは、他者との比較からなる幸福感を超えた、身体から湧き上がる絶対的ヨロコビ。それは他者の目には無意味にうつるけど。そんなの関係ないよね!
感覚に直に作用する幸福は、人に頼っても得られない。自分でコンパスとともに探検のたびに出ることでしか得られない「ご馳走」なんだから。
みんなご馳走を得に、各地へ散ればええやん(ええやん)
未だ存在してないからこそ、ホントに自分のための自己実現さ!
(市場は既に売れている成功路線を子どもたちに要求する
…それはまるで売れ筋をなぞれと圧をかける漫画雑誌の編集部と、
自分の信じた価値を誌面に突きつけ、読者に届けたい漫画家との闘い のように)
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ワタクシは…
群れの教義に従えない≒自分の"納得"に正直すぎる
進学先としていた大学に理想を持っていたが、僕が持っていたイメージは時代によって低俗で凡庸に風化していったようで
唸るような若者の純な"アツさ"も、
人間愛と、深みのある器からなる教授たちからの"意図"も、
感じられなかったから。電波を受信できなかったから。
結局、ソロタイム(ひきニート生活)に移行した。
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不登校児童をエデュケート(心の内在価値を引き出す)するはずの少人数組織の共同幻想も
途中下車してきて
もっと優秀な人たちが集まっている高度な学問空間(ネット民が話題にするAランク大学ら)には、それ相応のトキメキのある共同幻想があるのかと思って、下車後の寂れた廃駅プラットフォームから山の向こうを想像していたが、
結局、(利益追求的、既存の自己実現志向の)群れの共同幻想にのまれた、型の中で泳ぐのが上手な同期の青年たちが育っているだけだった(気がした)。
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たとえ僕のようにバランスの悪い知的体質でなく、スムーズに階段を駆け上がっていける均質な体躯の学生であろうとも、時代を支配するつまらなさに飲まれてしまっていては、面白さを作り出せないのだろう。
日本に飽きてきた。
…………
そんな私は、まわりとズレて、孤独に信仰を作り上げていってるはず。
人恋しいからって、自分の身体から芽生えた(と信じる)世界観をかき消して群れの中でうまくやっていくなんて無理だ。不器用だし。
俺にはALONEスタイルがお似合いなんだろう。愛着障害気質はすぐにLonelinessな気分にさせてくるけどね。
だからまあ友だちは増えない。
同世代の活動者を発見しても、なんだか触手が動かない。
そういうことにしよう。ズレも俺ということで。
寂しい日々はまだ続くぜ
著者:名越康文
SoloTime〜ひとりぼっちこそが生存戦略である〜
行く予定のイベント 相愛大学「宗教心理学」講座
https://www.soai.ac.jp/information/event/2023/08/nakoshi.html